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■蟲師:第3話「柔らかい角」

 今回は音にまつわる蟲、「阿」と「吽」のお話。雪深い山村へやって来たギンコは、突然耳が聞こえなくなってしまった村人達を見ることに。音を食い尽くす「吽」は、耳に塩水を注入することで容易に追い出すことが出来たものの、逆にあらゆる音を拾うことで静寂を食い尽くす「阿」は、過去に1例しか症例が発見されておらず、しかも阿に取り付かれた者は、静寂を奪われることで衰弱死していたのでした。「阿」によって額から4本の角の生えた少年・真火(まほ)は、母を全く同じ症状で1年前に亡くしていたのでした。

 何とか「阿」の弱点を探ろうとするギンコ。そして真火の母が、死の間際に真火の両耳を手で塞いでいたことを聞きます。手で耳を塞ぐ行為は、音を遮断する行為と思われがちですが、周囲の音を遮断することで、聞こえてくる音もある訳なのですね。ギンコ曰く、手の筋肉の運動する音が聞こえるらしいのですが・・・つまり生物が生きていることの証の音、ってことですが、実はこの音が「阿」の弱点だったのです。真火の母は、「阿」が嫌がるほどの音が出せないくらいに衰弱していたので、自分の耳を塞いでも効果がなかったのでしょうね。真火の場合は、衰弱する前だったので、「阿」は溶け出してしまい、4本の角もポロリと抜け落ちました。

 お礼に4本の角だけもらって帰ろうとするギンコでしたが、そのうちの小さな2本の角を真火に渡します。春になれば、今回のことは忘れるさ、と言って去って行くギンコに、真火はあんなに綺麗な音を忘れることはない・・・と心の中で思うのでした。

 いやぁ、冒頭のしんしんと降り続く雪の描写の美しかったこと・・・雪の降り積もる晩って、全ての音が雪に吸い込まれるような不思議な静寂が訪れたりしますが、音を求めて人里に下りてきた「吽」が人や獣の耳の中に入り込んで音を奪ってしまう、なぁんてことが起こりそうな雪の中の村でした。「阿」と「吽」もカタツムリみたいで(殻が右巻きか左巻きかの違いらしい)、さほどグロくなかったのがよろし。EDの音楽も素敵でしたね。思わず音楽集が欲しくなってしまったぞ。

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» 蟲師第三話「柔らかい角」 [ゆず日記]
前回は「視覚」の話でしたが、今度は「聴覚」の話でした。 耳の三半規管に住み着く「ウン(口に伝)」という蟲。音を喰らうこの蟲に取り付かれると音が聞こえなくなってしまいますが、ギンコは塩水を使ってあっさり退治します。しかし村長の孫にとりついた蟲は「阿」と...... [続きを読む]

受信: 2005.11.07 23:43

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